流山支部 10月例会の報告です!

流山支部10月例会のご報告です。

「同友会での学び・実践・成果!」

報告者の荒井孝夫氏は有限会社佐藤サッシの2代目社長。

血縁関係のない創業者の佐藤社長に認められ23才の時に突然社長に任命されて翌年24才の時に社長に就任しました。

経営なんて何も分からない不安の中、事業継承にかかる金銭問題に加え社屋が区画整理にかかり移転のため大きな借金することに!

社長就任時たった1名だった後輩社員と共に先代から引き受けた会社を潰してはならないとの強い思いだけで昼夜なくガムシャラに働く日々を過ごしました。

社長就任から19年目の現在では16名まで社員が増えましたが社員が増えるにつれて社員教育の重要性と難しさを実感するようになり、「社員同士が夢を語り合える会社にしたい」そんな思いを強く持つようになりました。

そんな中、流山支部設立に合わせて同友会に入会し設立時より流山支部長として支部組織づくりを学び、また、「経営指針成文化セミナー」を受講し経営指針(理念・方針・計画)に基づく理念型経営を学ぶことで会社・自分・社員の見方が変わったそうです。

報告では社員との関わり方をつうじて労使が共に育ち合える土壌づくりに向けた現在の取り組みについて報告いただきました。

・社員と個人面談を定期的に実施。

・社員の敷居値を知り同じ目線で話し合う。

・人材→人財(会社にとって人が一番の財産)

・教育→共育(経営者が社員と共に成長する)

・労使が共に成長するため互いの枠には穴を空けておく

・学び→実践→成果→検証→学び→・・・(時代の変化に対応するため)

メシを食うだけの経営から夢を語り合える経営へ突き進む荒井氏の報告でした。

表題の毛筆書きはこの日のためにお嬢様が書いてくれたそうです。