白井支部6月例会開催レポート
2022年6月8日(水)、白井支部6月例会を、白井保険福祉センター3階団体活動室にて開催いたしました。
白井の抱える生活支援の課題
地元中小企業は何ができる?
「白井の抱える生活支援の課題、地元中小企業は何ができる?」
というテーマで、高齢化社会が抱える課題について考える機会となりました。
今回の例会では、白井市社会福祉協議会の方に、生活支援体制整備事業についてご講演いただき
- 白井市の高齢者数、介護認定者数、認知症高齢者数の現状
- 要介護(要支援)認定者数(率)の今後の推移予測
- 白井市で生じている課題(病院や介護施設のベッド数不足、医療・介護の人材不足、高齢夫婦・高齢単独世帯の増加、認知症者の増加、要介護認定者の増加)
- 介護保険制度導入の基本的な考え方
- これまでの高齢者支援とこれからの高齢者支援の姿
- 今後目指していく地域包括ケアシステムについて
- 生活支援コーディネーターの役割・活動について
- これから推進していくこと
- 高齢者支援への民間企業の関わりの具体例
などについてご説明いただきました。
その後のグループ討論の時間では、各グループで
- 生活の中のちょっとした困りごと
- 移動手段
- 買い物支援
- 人とのつながりが希薄になりやすい
から1テーマを選び、具体的な問題を洗い出し、地域の中小企業としてどのような支援が可能か、その支援に必要な課題などについて、生活支援コーディネーターの方々の助言を受けながら、皆で考察しました。
【講演時の様子】
【グループ討論時の様子】
【グループ発表】
【集合写真】
普段なかなか知る機会の無い、高齢者支援に関する、白井市の現状・今後の推移予想、今後の取り組みなどを知り、超高齢化社会の抱える課題に対して企業として、そして個人として、どのような関わりを持てるのか考える良い時間を共有することが出来ました。
次回例会のお知らせ
次回の例会は、手賀沼支部と白井支部の合同例会となります。
開催日時:2022年7月13日(水)18:30〜21:00
会場:我孫子市民プラザ 多目的ホール、Zoom
報告者:(有)ライダースクラブ 取締役社長
吉田 祐介 氏(八千代支部)
テーマ:「信頼」から始まった皆が夢を語りあえる会社への道
営業社員時代の「戦闘社員」としての経験から、強権的に社員をコントロールした 結果、社員達と衝突し、社員総辞職を過去に招いてしまった同氏。その反省から、 社員に過度に気を遣い、甘やかし、何も言えない「自由な」経営に舵をきるも、秩 序の無い放任経営となり、モンスター社員が発生してしまう。そんな中、経営指針 成文化セミナーに参加し、社員を「パートナー」ととらえ、「信頼」「任せる」こ とを軸とした経営にシフト。理念にもある社長も社員も皆夢を語り合う会社へ変化 を遂げる。同氏の経験と、その時の社員から見た会社の両方の視点から本当の意味 での「信頼」「任せる」ことについて、深掘りをしていきます。
皆様、挙ってご参加くださいますよう、お願いいたします。